「退化(たいか)」とは?効果の処理とルール裁定を解説

「退化(たいか)」とは?
効果の処理とルール裁定を解説

(最終更新日:)

「退化(たいか)」の簡単な解説

「退化」は選んだデジモンに重ねられているカードを、上から指定の枚数まで破棄する効果です。カードには「退化1」のように書かれていて、1枚からその数字までの好きな枚数を破棄出来ます。

【BT25-057】《モナークリザモン》 デジカ 買取価格・相場
【BT25-057】《モナークリザモン》のテキスト

例えば【BT25-057】《モナークリザモン》は「進化時」と「アタック時」に相手のデジモン1体を「退化1」出来るので、Lv.6の相手のデジモンを一番上のカードだけ破棄してLv.5に戻す事が出来ます。

ただしLv.3のカードより下は破棄出来ないので、Lv.3まで戻すのが限界です。

「退化」のルール解説

16-12. ≪退化≫
16-12-1.
≪退化≫は、「1枚~この効果で指定された枚数の中から、プレイヤーが好きな枚数を宣言し、選んだカードに重ねられているカードを宣言した枚数分、上から破棄する」キーワード効果です。
カードでは、≪退化1≫のように記述されます。
16-12-2.
≪退化≫は処理を実行する効果です。
16-12-3.
≪退化≫による破棄は強制です。発揮した場合、1枚も破棄しないことはできません。
16-12-4.
≪退化≫でLv.3のカード以降のカードは破棄することはできません。
16-12-5.
1回の≪退化≫で複数枚破棄される場合、それら全ては同時に破棄されますが、手順としては重ねられているカードを上から1枚ずつ破棄します。
16-12-6.
1回の≪退化≫で複数枚カードを破棄する際、破棄の途中で、重ねられている1番上のカードのカードカテゴリーが変わっても、宣言された枚数まで破棄します。
16-12-7.
1つの効果の中で別々の≪退化≫を複数回実行する場合、≪退化≫の処理をその回数分だけ、分けて行います。
16-12-8.
1つの効果の中で別々の≪退化≫を複数回実行する場合、1回の≪退化≫の処理を終えるたびに、選ばれたカードの状況を確認します。状況を確認した結果、発揮される効果があればその効果が発揮します。

引用:デジモンカードゲーム 総合ルール Ver.4.3(2026年9月18日更新) 16-12

「退化」で破棄する枚数は選べる?

「退化2」や「退化3」のように数字が2以上の場合は、1枚からその数字までの好きな枚数を自分で宣言して破棄します。「退化3」で1枚だけ破棄する事も出来ます。

ただし発揮した以上は必ず1枚は破棄しなければならず、0枚を選ぶ事は出来ません。相手のデジモンの進化元に「進化元から破棄されたとき」の効果があっても、「退化」を発揮したら1枚は破棄する事になるので気をつけましょう!

「退化」をLv.3のデジモンや進化元が無いデジモンに使ったらどうなる?

「退化」はLv.3のカードより下は破棄出来ないので、Lv.3のデジモンや進化元が無いデジモンを選んでも何も破棄されません。Lv.3の下にデジタマカードがあっても、デジタマカードは破棄されずに残ります。

何も破棄されなくても「退化」を発揮した事にはなるので、「相手のデジモン1体を≪退化1≫。その後〜」のような効果の「その後」の処理はそのまま続けて行います。

退化されたデジモンの「消滅時」効果やレスト状態はどうなる?

「退化」で一番上のカードを破棄しても、デジモンとしては同じ存在が場に残っています。破棄は消滅ではないので、破棄されたカードの「消滅時」の効果は発揮しません。

レスト状態かアクティブ状態かもそのまま引き継ぎ、「ターン終了まで」のように付与されていた効果も残ります。退化されてLv.が下がっても、レスト状態のデジモンはレストのままです。

一方で一番上のカードが変わるので、DPや効果はその時点で一番上になったカードのものになります。相手のデジモンがLv.6から進化元のLv.5に戻れば、Lv.6のカードに書かれていた効果は使えなくなります!

「退化」で一番上がテイマーやデジタマになったらどうなる?

「退化」はカードの種類に関係なく上から破棄するので、「退化2」で1枚目を破棄した時に一番上がテイマーカードになっても、そのまま2枚目を破棄します。

破棄が終わった時点で一番上がテイマーカードならそのカードはテイマーとして扱われ、デジモンではなくなります。一番上がデジタマカードになった場合はDPを持たないデジモンとして扱われ、効果の処理が終わった後にルールで破棄されます。

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【EX4-073】《オメガモン Alter-B》のテキスト

例えば【EX4-073】《オメガモン Alter-B》の「退化3」なら、進化元の少ないデジモンは一気にデジタマまで戻されてそのまま場からいなくなります。相手のデジモンの進化元に何枚重なっているかをよく確認して、破棄する枚数を決めましょう!

「退化1」を2回と「退化2」は何が違う?

「自分のデジモン1体ごとに≪退化1≫」のように「退化1」を複数回発揮する場合は、1回ずつ別々に処理して、1回終わるごとにそのデジモンの状態を確認します。「退化2」は2枚を同時に破棄する1回の処理です。

この違いが出るのは、1回目の「退化1」で一番上になったカードが「退化の効果を受けない」のような効果を持っていた場合です。「退化1」を2回なら2回目は破棄されませんが、「退化2」なら1枚目を破棄した時点で一番上のカードが変わっても、宣言した2枚目まで破棄します。

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【BT24-065】《ディアボロモンX抗体》のテキスト

例えば【BT24-065】《ディアボロモンX抗体》は自分のデジモンの数だけ「退化1」を発揮します。自分のデジモンが3体なら「退化1」を3回行うので、相手のデジモンは必ず3枚分削られ、枚数を減らして手加減する事は出来ません。

「退化」を防ぐ方法は?

「退化」は重ねられているカードを破棄する処理なので、「重ねられているカードは破棄されない」や「≪退化≫の効果を受けない」の効果を持つデジモンには効きません。「相手の効果を受けない」デジモンにも使えません。

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【EX12-059】《ムゲンドラモンACE》のテキスト

例えば【EX12-059】《ムゲンドラモンACE》は自分のデジモン全てを「重ねられているカードは相手の効果で破棄されない」状態に出来るので、相手の「退化」からデッキ全体を守れます。

ただしこの効果はカードを破棄する処理だけを防ぐものなので、デジモン1体そのものを消滅させる効果は防げません。

「退化」の後に続く効果はどの状態で判定する?

「相手のデジモン1体を≪退化1≫。その後、Lv.4以下の相手のデジモンを消滅させる」のような効果は、「退化」した後のデジモンの状態で判定します。「退化」でLv.5からLv.4に戻したデジモンは、そのまま続く効果で消滅させられます。

「セキュリティ」効果で「退化」した場合も、「退化」した後のデジモンとセキュリティデジモンがバトルします。

【BT9-112】《デクスモン》 デジカ 買取価格・相場
【BT9-112】《デクスモン》のテキスト

例えば【BT9-112】《デクスモン》は相手のデジモン全てを「退化1」した後に、Lv.4以下の相手のデジモン全てを消滅させます。Lv.5のデジモンは「退化」でLv.4になった後に判定されるので、まとめて消滅させる事が出来ます!

「退化」を持つ代表カードと相場

この記事で取り上げたカードの最新相場です。カード名をタップすると、値段推移チャートや販売店ごとの価格を確認できます。

出典

この記事のルール引用は、デジモンカードゲーム 総合ルール Ver.4.3(2026年9月18日更新)(PDF)の「16-12」より転記したものです。ルールは改訂されることがあるため、最新の条文と公式Q&Aは公式サイトのルールページをご確認ください。